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越川和磨 SPECIAL INTERVIEW Vol.4
2016/06/20

SPECIAL INTERVIEW Vol.4Vol.1を見る Vol.2を見る Vol.3を見る■越川氏の自作トレブル・ブースター--あ、そういえば、先ほどから何度か話に出てる自作エフェクター(※19)の件ですが、詳しく聞きたいんですよ。ダラスRANGEMASTER(※20)回路のトレブル・ブースターですよね? まず、自分で作ってみて使ってみて、どうでした?越川:いやー・・・最高っスね(笑)。

越川和磨 SPECIAL INTERVIEW Vol.3
2016/06/13

SPECIAL INTERVIEW Vol.3Vol.1を見る Vol.2を見る ■マーシャルの200Wアンプ「MAJOR」越川:あの、たった今まで僕が言ってきたこととまったく逆の話になるんですが、僕は200Wのアンプが大好きなんですよ(笑)

越川和磨 SPECIAL INTERVIEW Vol.2
2016/06/06

SPECIAL INTERVIEW Vol.2Vol.1を見る■いにしえの機材に宿るロマンと闇--今なら凄い高性能なマルチとか、高性能なアンプとか、あとはKEMPER(PROFILING AMP)のような最先端の機材もありますけどそういうのに興味はあります?越川:今、僕はそういう時代の流れに逆行してるカンジですね(笑)。KEMPERなんかも凄く気にはなってるんですよ。今はKEMPERの実力を知らないのでなんとも言えないんですが。例えばVOXの初期のアンプはインプットの真空管がEF86(※6)だったじゃないですか。

越川和磨 SPECIAL INTERVIEW Vol.1
2016/05/30

SPECIAL INTERVIEW Vol.1  2003年結成、全力でロック・シーンを駆け抜け、2011年の武道館コンサートで美しく散ったバンド、毛皮のマリーズのギタリスト、越川和磨。ミュージシャンからもファンからも「西くん」という愛称で親しまれる彼は現在、元BEAT CRUSADERSの日高央らと共にラウド・パンク・バンド THE STARBEMSのギタリストとして新たなるバンドの可能性を探り、また旧友・志磨遼平(元・毛皮のマリーズ)率いるドレスコーズへの参加でも知られる。この4月末に発売されたばかりのシシド・カフカの新作でも激しいギターをかき鳴らしている彼だが、実は「ディープな」と形容せざるを得ない程の、ブリティッシュ・ギター・サウンドの求道者でもある。近々は自作エフェクターからアンプ回路のモディファイに至るまで自身で手を加えるという越川和磨氏の、終わりの無い探究心/機材へのこだわり/サウンド・システムについて、集中的かつフランクに語ってもらった。

《追悼緊急企画》R.I.P. DAVID BOWIE Part.3
2016/02/23

R.I.P. DAVID BOWIE (3) 70年代にデヴィッド・ボウイの右腕として活躍したギタリスト、ミック・ロンソンのお話の続きです。彼はレスポール・カスタム使いとしても有名ですが(ザ・カルトのビリー・ダフィーやデフ・レパードのフィル・コリン等は、もう昔からロンソン・フリークであることを公言し、ロンソンを真似て自身のレスポール・カスタムの塗装を剥いだりしています)、72年作『ZIGGY STARDUST』よりさらにギンギンに尖ったギター・サウンドを聴かせるアルバムして、73年作の『ALLADIN SANE』もあります。

《追悼緊急企画》R.I.P. DAVID BOWIE Part.2
2016/02/13

R.I.P. DAVID BOWIE (2) デヴィッド・ボウイが世界的な大スターになった契機、それは1972年に発売されたアルバム『ZIGGY STARDUST』と、その中で、もしくはステージでボウイが演じたジギー・スターダストというキャラクターの魅力に他なりません。ですがボウイは音楽家であり、演じたとは言え「音楽を通して」そのキャラを演じたわけです。その音楽は、もちろん激しいギターがかき鳴らされるグラム・ロックでした。

《追悼緊急企画》R.I.P. DAVID BOWIE Part.1
2016/02/06

R.I.P. DAVID BOWIE (1) もう皆様も御承知と存じますが、2016年1月10日、デヴィッド・ボウイが亡くなりました。本稿はブリティッシュ・ロックのサウンドに関するコラムであることを承知の上で書かせていただくのですが、ちょっと強引とは存じながら、ボウイの音楽におけるギター・サウンドに関して、しばし続けてみたいと思います。実は70年代のボウイのギター・サウンドは、TONE BENDERやハイワット系アンプと少なからず関連もあるからです。以下、「ボウイとギター・サウンド」というテーマで、彼の歴史をおさらいしてみたいと思います。

Celebrities with Hiwatt (3)
2016/01/30

Celebrities with Hiwatt (3) ハイワット使いのギタリストを紹介するコーナー、今回はWAR ON DRUGSというバンドのギタリスト、アダム・グランドゥシェルをご紹介します。とはいえ、70年代英国ロックに興味ある、という日本の方にはほとんど知られてないかもしれません(笑)。2005年にデビューした4ピース・バンドのWAR ON DRUGSは、現代のボブ・ディランとも評されたりするその独特のサウンドで人気です。

Celebrities with Hiwatt (2)
2016/01/23

Celebrities with Hiwatt (2) ハイワット使いの有名人紹介、その続きです。前回はストーンズ周辺ギタリストとハイワット・アンプに関してでしたが、今回はぐぐっと時代が若返り(笑)、ノエル・ギャラガーをご紹介しようと思います。元オアシスのギタリストとして、現在はソロとして、80年代末以降ブリティッシュ・ロックの最前線に位置する人であることはもう言うまでもありませんよね。実はここ日本ではなかなか直接的にイメージできないかもしれませんが、ある意味で(あくまでも「ある意味で」という註釈が付きますが)今最も人気のあるギタリストでもあります。イギリスを含めヨーロッパではスタジアム級のコンサートにばかり出演するような、そんなアーティストでもあります。

Celebrities with Hiwatt (1)
2016/01/09

Celebrities with Hiwatt (1) これまでハイワット・アンプのユーザーに関して、ザ・フーのピート・タウンゼンド、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、キング・クリムゾンのロバート・フリップ、そしてレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジといったギタリストを詳しく紹介してきましたが、今回はその他の著名ユーザー/有名なハイワット・サウンド、という見地でいくつかの例をご紹介してみようと思います。

筆者紹介

TATS
(BUZZ THE FUZZ

ミック・ロンソンに惚れてから、延々とTONE BENDERの魔界を彷徨う日々を送る、東京在住のギター馬鹿。ファズ・ブログ「BUZZ THE FUZZ」主筆。スペインMANLAY SOUNDとの共同開発で各種TONE BENDERのクローン・ペダルを企画・発売すると同時に、英JMI~BRITISH PEDAL COMPANYでのTONE BENDER復刻品の企画・発売にも協力。季刊誌「THE EFFECTOR BOOK」(シンコーミュージック刊)ではデザインを担当。

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