みなさま帰ってまいりました!プレイヤーズゲート店パーツフロアPRESENTS
超不定期連載「4階への階段」を改めまして!
イシバシ楽器御茶ノ水本店青3階PRESENTS、超々不定期連載
「3階までの階段」です!
なぜ「3階までの階段」なのか・・・
それはパーツフロアが3階に降りたからです!(笑)
色々あってなかなか再開できなかったこのコーナー。3階に下りてから随分時がたってしまいました。(汗)
そのせいでこのタイトルもあまり面白味が無くなくなってしまい(泣)、反省しております。
とにかくパーツやアクセサリ関連などなど、お役にたてるような情報を配信していけたらと思っとります!
よろしくお願いいたします!
復活の初回目は、バックナンバーと申しましょうか。人気コンテンツだった、
〜Fender Jaguar&JazzMaster お手軽弦落ち対策〜
を再掲載させていただきます!
もちろん記事担当は「あの人」です!(←誰だ!?)
1958年にJAZZギタリスト向けとして開発されたJazzMasterですが、当初JAZZギタリストには全く相手にされなかったとか・・・1962年懲りずにFenderはさらに上位機種としてJaguarを発売。そしてじわじわとサーフミュージックあたりで人気が出始める。
ストラトやレスポール等のスタンダードなギターでは絶対に出せない独特のサウンドとルックス。それが多くのギタリストを魅了し、さらにそのギタリストの個性と化学反応を起こし現代までのミュージックシーンに一大センセーションを巻き起こしてきました。
「カート・コバーン」「グランジ」「寺内タケシ」「サーフミュージック」「ベンチャーズ」「シューゲイザー」「ワザ師?」「サイケ」「オルタナ」「硬派!」「ガレージロック」etc・・・人によって持っているイメージは多種多様でしょう。
つまりJaguar&JazzMasterは『プレイヤー側による奏法やセッティング、改造が加わり初めて完成する』そんなギターだと私は思っています。
ところでJaguar&JazzMasterを実戦で使用する上で必ずぶち当たる壁、あの悩ましい『弦落ちとサドルの共鳴』について考えてみました。
【 原因 〜なぜ弦落ちしてしまうのか〜 】
推測ですがJaguar&JazzMaster発売された当時は、弦のゲージはアコギと同じ「.012〜.052」をはり、弦高も
アコギ並みの高さにセッティングする事を前提に作られたのではないかと思われます。
現在発売されているFenderJapan、FenderU.S.Aともに当時の設計を元に作られているため、現代的なセッティング
(.010〜.046の弦とアコギよりも低めの弦高)だと、ブリッジサドルに掛かるテンションが弱いためどうしても
「弦落ち」「サドルの共鳴」が発生してしまいます。
【 プロミュージシャンに学ぶ対策法 】
代表的な対策がカート・コバーンもやっていた、ブリッジをナッシュビルタイプに変更する改造。これなら弦落ちも防げてチューニングも安定しますが、ギター本体に木工加工が必要で、元に戻したい場合も再度加工が必要というリスクがあります。
実戦重視のプロギタリストは一度弦高をセッティングし接着剤で固めてしまう場合もあります。他にもブリッジは高めにセッティングしネック角度を変えることで引きやすい弦高にするという方法もあります。いずれもリペアマンに依頼が必要で、個人で行う対策としては少し難易度が高い方法です。
【 もっと手軽な解決法 】
「出来るだけ費用を押さえたい」「本体に加工をしたくない」という方のために
手軽に個人でも対策出来るアイテムとセッティングをご紹介いたします。
※商品画像をクリックすると注文ページにリンクします。
〜その壱〜 BUZZ STOP BARを使う!
すばらしいアイディア商品!弦の角度を変えることによりブリッジに掛かるテンションを強くします。また歪ませた時に気になるブリッジからアームユニットのボールエンド固定部分までの余分な共鳴音も押さえられます。アームユニットを固定しているネジを流用して取り付けるため簡単で本体加工も必要なし!Japan、USAどちらにも搭載可能です。
〜その弐〜 ムスタング用サドルを使う!
一番の問題点であるサドルを、構造が単純で扱いやすいムスタング用に変えてしまうのも一つの手です。
いくつか種類があるのでご紹介しましょう。
「FenderJapan ムスタング用サドル」
各弦の高さは調整できませんが、指板のRに合わせて各サドルに適正な高低差がつけられているため簡単に調整が可能です。一昔前のムスタングサドルは各サドル間にスキマがあり、弾いているうちにずれてしまう事例がありましたが、現行品は改善されており隙間が少なくピッタリはまります。
「ALL PARTS / MG ADJUSTABLE SADDLE SET CR」
弦高にシビアな方にはこちらがオススメ!ムスタングスタイルのサドルに、それぞれイモネジがついているので細かいセッティングが可能です。こちらもサドル間の隙間は少なくなっています。
「KTS / PR-Mu 」
チタン素材のパーツを発売し一躍有名になったKTS。「サスティーンが伸びて音質的にも効果アリ!」と巷で話題になっています。もちろんサドル間の隙間の問題も解消されています。
「Graphtech / PS-8108-00」
サドル材のグレードアップとして人気の高いグラフテックの「ストリングセイバー」。一点にかかるサドルの負荷を拡散させチューニングの安定とサスティーンの向上を図るという独特の素材で出来ています。サイズがやや小さい為、サドル間に少し隙間が出来ますが「BUZZ STOP BAR」と併用すると良いでしょう。
〜その参〜 サドルフィットを使う!
サドルの下に敷いてサドル自体のズレを防ぐ単純だけど画期的なアイテム!ブリッジに掛かるテンション自体は変わらないので弦落ちの対策にはなりません。 BUZZ STOP BAR等の他パーツと併用をオススメします。
※サドルフィットは「FenderUSAの純正サドル」「KTS/PR-Mu」等にはサイズが合わず使用できません。現在、FenderJapan純正のジャガー、ジャズマスター、ムスタング用サドルのみ実装確認済です。
上記のパーツを組み合わせて使うとさらに効果的!!例えば…
『FenderJapanムスタング用サドル』 + 『サドルフィット』 + 『BUZZ STOP BAR』
なんてことも!・・・おおぅ、重厚なルックス!
【Jaguar&JazzMasterセッティングのポイント】
出来るだけサドルにかかるテンションを稼ぐ為、ブリッジ高の調整がシビアになりますが、ネックが反っていると異常に
弦高が高く感じます。少しでもネックに違和感がある場合はリペアショップにご相談することをオススメします。
Jaguarはスケールが短い為、弦のゲージは「.010〜.046」以上を張ることをオススメします。
いかがでしょうか?色々なパーツを試して自分にあったセッティングを見つけるまでは、なかなか大変ですが、それもJaguar&JazzMasterユーザーの楽しみの一つなのです!!
あなたが至高錯誤を重ねて完成させたスタイルはきっと最高にCOOLなギターサウンドを奏でてくれることでしょう!!
今回ご紹介したパーツはどれも簡単な工具と作業で取り付け可能ですが、
自信の無い方はお近くのリペアショップ、または当店までご相談下さい。
※ご自身での取り付けの際に起こった破損・損傷・事故につきましては当店は保証致しかねます。
また、今回ご紹介したアイテムは全て通信販売が可能です。
※商品画像をクリックすると注文ページにリンクします。
他にもJaguar&JazzMasterのパーツやピックアップに関するお悩みは、
イシバシ楽器御茶ノ水本店の青3階パーツフロアまでお気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店をぜひぜひお待ちしております。
それではまた次回をお楽しみに!!
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