ストラトキャスターにみる、「モディファイ・グレードアップ術」


パーツ担当「k」でございます。イシバシ楽器御茶ノ水本店のパーツ・アクセサリー専門「AB Parts」が贈る特集ページ。初心者から上級者まで古今東西、愛用者が最も多いであろうストラトキャスタータイプのギター。今回はこのストラトキャスターにズババッとスポットライトをあて、ストラトキャスターに見る代表的なモディファイポイントをご案内したいと思います。サウンドに直結する部分、ルックスに直結する部分、ご案内とあわせて各部分に、私「k」がお恥ずかしながらもパーツをチョイスしてみました(滝汗)。ストラトはボルトオンタイプのギターで、ネックとボディが別々にできたり、大き目のピックガードがあったりと、その構造上、非常にいじりがいのある楽器です。改造やモディファイに興味を持ち始めた方や、これから改造をやってみたいけど全然わからないなー、という方にはぜひぜひ見ていただきたい!人とは違う自分だけのオリジナルギターを創造できる奥深きパーツの世界。ぜひぜひご参考くださいませませ!


代表的なモディファイポイントをご案内

ペグ

グレードアップと言えばここはチューニングの安定にも一役買ってくれるロック式のペグが代表的。弦交換が簡単になるのも人気の理由でしょう。ペグには形状やサイズなどが色々あります。タイプによっては取り付けに大幅な加工が必要になるので、それぞれのストラトに合わせて適合するものをチョイスしましょう。例えば画像のようなクルーソンタイプのペグが付いたヴィンテージスタイルのストラトでいえば、こちらのGOTOHのクルーソンタイプのロック式ペグが取り付けも比較的簡単でおススメです。ルックスも似てますので元々の雰囲気がキープできますね。


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ピックガード

ピックガードはルックスの要(細かく言えばサウンドにも影響しますが)。一言にストラトキャスター用と言っても色々あります。FenderJAPAN用なのかUSA用なのか、はたまた別ブランドなのかでもサイズが微妙に異なりますし、ピックガードを交換するストラトキャスターが何年スタイルなのかでも、固定のネジ位置や数などが異なってきます。ちなみにこちらの画像のストラトキャスターは57タイプなので、ST57用のピックガードをチョイスします。そしてカラーは最近人気のGold Anodizedをチョイス。こちらはFenderUSAのピックガードですのでJAPANに取り付ける際は少し注意が必要なのですが、USA独特のAnodizedカラーの質感を優先しました!


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ピックアップカバー

ピックアップカバーもルックスに効きますね。ピックガードやノブ類と合わせてコーディネイトしたいところです。同系色でまとめても良いですし、コントラストを効かせても良いですね。アバンギャルドに全部違う色なんかでも面白いのでは?サイズに関しては、最近の低価格帯のギターで使用されているカバーは一般的なカバーとサイズが異なるので注意が必要です。また後述のピックアップによってもサイズが異なる場合があります。


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ノブ類

ノブもカバー同様、それぞれの色合いと合わせてチョイスしましょう。ストラトキャスター用のノブも良いですが、ドーム型のメタルノブなんかも良いと思います。その他にもサイコロやドクロの形状をしたノブなどもあります。ワンポイントアクセントとして1箇所のみ変えるものいいカンジですね。サイズはお使いのギターやポットによって、大きく分けてミリサイズとインチサイズがありますので、それぞれに対応したものを使いましょう。


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ネックジョイントプレート

ネックジョイントプレートにも着目してみましょう。ネックジョイント部分はネックとボディを接合する重要な部分で、ギターブランドによってはここの造りや精度に相当拘るポイントです。そんなネックジョイント部分のプレートを変えることでもサウンドに変化を加えることが可能です。ここではFreedom Guitar Resarchの「Tone Shift Plate」をチョイス。材質は音響特性に優れるブラスで出来ており、厚みが2mmと3mmが発売されています。重みのある鳴りを求めて3mmをチョイス!


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ピックアップ

エレキギターにとってピックアップはサウンドの要ですが、種類がとても多く求めるサウンドによって多種多様です。ヴィンテージ系、ローノイズ系、ハイパワー/ハムバッカー系に分けてご紹介していきましょう!

- Vintage Style

ヴィンテージ系でいえばやっぱりコレ!Lindy Fralinの「Real54」です。モデル名が表すように、54年のストラトのピックアップにも使用されていたという、Alnico3という磁力が弱めのマグネットが採用されています。そのクオリティの高さからハイエンド系のギターにも採用されること多いピックアップです。ピックアップ自体の造りを見てもとても丁寧で奇麗。それが出音に表れているようなとても上品なヴィンテージスタイルのサウンドが特徴です。プロ/アマ問わず多くのプレイヤーが愛用していることからその実力と人気がうかがえますね。

- Low-Noise Style

ローノイズスタイルといえば、コチラの2つのコイルを縦積みにしたスタック構造のハムバッカー。シングルコイルのルックスとサウンドを維持しつつローノイズを目指したピックアップです。ここではシングルコイルらしいサウンドのDiMarzio「AREA58」をチョイスしましたが、DiMarzioはこのスタック構造のピックアップを数多く発売しており、ヴィンテージスタイルからパワフルなサウンドまで色々と選ぶことができます。シングルコイルのサウンドが欲しいが、歪ませたときのシングルコイル特有のノイズを少しでも抑えたいという方におススメなシリーズです。

- Hi-Power/Humbucker Style

ハイパワー系は目を引くこのツインブレードのルックスが特徴の、Seymour Duncan「Hot Rails」を選んでみました。Seymour Duncanのシングルサイズハムバッカーの中で最もパワフルなこのピックアップは、図太くてファット。シングルサウンドらしさを感じさせない、正にハムバッカーサウンドをアウトプットします。ピックアップ自体でなるべくゲインを稼ぎたい方に特におススメなピックアップです。ちなみにDiMarizioでもツインブレード系シングルサイズハムバッカーを多くラインナップしています。ぜひチェックしてみて下さい。


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電気関係

音声を電気信号で出力するエレキギターにおいて、配線材、ポット、コンデンサなどの電気関係も音色を決定する重要な要所ですが、比較的簡単にグレードアップができるため、人気のモディファイポイントとなっています。今回はコンデンサとポットを見てみましょう。

- コンデンサ

トーン用のコンデンサを変えることにより、トーン回路の影響下にあるピックアップのサウンドに変化を加えることができます。コンデンサの種類は千差万別で新品の現行品からNOSのヴィンテージまで様々ですが、ここは入手し易く人気のオイルコンデンサ「VintaminQ」をチョイス。容量は現代でのシングルコイルではスタンダードな0.047μFです。

- ポット

ポットや配線関係も重要なモディファイポイントです。今回はSONICのフルアップシリーズをチョイス。通常ボリュームやトーンはツマミをフルテンにしても、回路上サウンドに影響がでます。フルアップシリーズはポットに一工夫加えることにより、フルテン時にその影響を無くし、サウンドが元々持っている高域のキレとヌケを蘇らすポットです。ポットやスイッチなどのアッセンブリィを丸ごと交換するのであれば、同じくSONICの「Turbo Blender Kit」も面白いかもしれません。こちらはリア及びセンターPUに、フロントPUのサウンドをミックスすることにより、太くパワフルなサウンドが得られる特殊配線が施されたアッセンブリィキットです。


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ブリッジサドル

ブリッジ丸ごと交換というのもアリですが、ここは手軽なブリッジサドルの交換といきましょう。ブリッジサドルは弦が常に触れているところなので生音にダイレクトに影響しますし、形状や材質、サイズなどが色々とあります。今回は最近人気急上昇の「RAW VINTAGE」のサドルをチョイス。ヴィンテージフェンダーのサドルのサウンドと特性に拘った一品で、内外のプロにも認められています。最近では海外のショップでも見かけますね。サドルはその他にも種類がありますので、色々と試してみるのも面白いですよ。


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トレモロスプリング

最近流行の改造ポイントがこのトレモロ・スプリングの交換です。一般的にはスプリングは3本を張ることが多いですが、こちらのスプリングは普通よりも遥かに柔らかいスプリングになっており、張力のバランスを取るためこれを5本張ります。スプリングの本数が増えるためか、それともスプリングが柔らかくなるせいか、太く艶やかなサウンドに。ここではESPの「Toremolo Tone Spring Type.1」をチョイスです!


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最後に


駆け足でお送りしましたがいかがでしたでしょうか?今回ご案内させていただいたポイントやチョイスしたアイテムはあくまで一部であり、パーツ交換によるモディファイやアップグレードの入口でしかありません。しかしこの入口をきっかけに「ハマると面白い」パーツの世界に興味を持っていただけると幸いでございます。ここでご紹介しきれないその他多くの内容は、別の機会に一つ一つ個別にご案内させていただきたいと思っております。エレキギターは言ってしまえばある意味パーツの集合体です。一つ一つは小さく、度合いの違いはあれど、それらが影響しあい一個のギターを形作っています。これらパーツの世界によって新たなる楽器の楽しみ方の発見、唯一無二の自分だけのオリジナルスペックのギター、そのお手伝いになればと思っています。ご不明な点やご質問などがございましたら、是非、イシバシ楽器御茶ノ水本店 AB-Partsまでご来店、ご相談くださいませ!



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